人生日記 la vita e bella

毎日のひきこもごもについて綴ります

今週のお題 本棚の中身

今週のお題「本棚の中身」

 

本は好きで

読み出したら読み続けますがパタっと止まることもあります…

 

夏目漱石から

塩野七生氏、林修先生から

辻仁成先生

自己啓発本←似通ったものばかり…汗

英検対策本に最近は

学校のせいで

大量の辞書とIELTS対策本が加わり…

しかし大幅に占拠してるのは

浅田次郎先生コーナー。

 

20代の頃から

大の浅田次郎先生ファンで

(鉄道員で売れる前から♡)

ある日

大阪梅田にある

紀ノ国屋書店に

壬生義士伝』のサイン会に先生が

来られるとの情報を前日に知ったわたし、

10時オープンで

1時間くらい前ならいけるかな…

(今だと絶対に無理ですよね汗)

そして

あろうことか

先生の作品のひとつ『霞町物語』というのが

大のお気に入りで

これにサイン入れてもらいたくて

本を持っていざ現地へ。

すると…!

おじさん(50,60歳頃のご年配の方々)で

埋め尽くされ、整理券は

わたしはラスト2番目に入ることに成功!

一人一人

紀ノ国屋の係の人が

次の人ーと呼ばれたら

先生のところへ出向くというスタイルで

いよいよわたしの番が…。

 

超ドキドキしました!

先生、お着物召されており、

しかも先生の目がとても鋭くて

ギロリとしてるのです…

 

用意されたテーブルに鎮座する

先生の手元には硯に筆が添えられており。

恐る恐る紀ノ国屋の人に

 

壬生義士伝、上下で買うから

この霞町物語にサインいれてもらえないでしょうか…』と恐る恐る尋ねましたら

コイツ、何言うねん…と

あからさまにイヤな顔しながら

浅田先生のところにツカツカ寄り、

ゴニョゴニョと伝え

 

すると先生

『えー!僕の何がお好きなの?』と

身を乗り出して尋ねてくれ

開いてお見せしようとしたら

その薄紫色の裏表紙を見ただけで

『これ、霞町物語じゃん?』

 

じゃん!?!?!?

 

すごい…江戸っ子は  

オトナでもじゃんと言うんや…と妙に感動したのを思い出します笑

 

そして

サッと筆をとり

サラサラーーっと

文豪は筆も達筆で…!

目の前で

この本に

◯◯さん江 浅田次郎

 

と筆を入れてくださいました。

『これねーー

ぼくもめっちゃ好きなんだけど、

ぜんぜん全く売れなかったんだよねー

ガハハーーー』と大笑い。

コワモテの先生のお顔が

一気に笑顔になったのを今でも覚えてます。

 

緊張で声が上ずりながらだけど

たわいもないお話をさせていただいたのを

思い出す、

わたしの本棚です^ ^